12月24日

 クリスマスとは、神の本質が愛の故にその子イエス・キリストをこの世に遣わされたことを記念し祝う日でもあります。換言すれば神が人となって、ベツレヘムの飼い葉桶で生まれた日です。
 ある人たちは、人が神になるというのは分かるが、神が人になるというのは納得できないと申します。確かに日本やローマやエジプトでは、偉人や豪傑、あるいは皇帝などが神としてまつられたり拝まれたりしました。人の中のすぐれたものが神に昇格する、即ち成り上がるのであって、神が人に迄降下したり成り下がったりすることは考えられません。
 しかし、万物の創造主である父なる神は愛だからこそ、かけがえのないご自分の独り子イエス・キリストを人間の世界まで降下させ、人間と同じ立場に身を置き、貧しさ、憂い、生きる悩みをつぶさに体験させ、地上生涯最後は十字架に架けられて私たちの罪を赦し、清め、サタンからの解放、地獄からの救い、すなわち、永遠のいのちを与えるように計画、かつ成就して真実の意味で生きるようにして下さったのです。心から感謝をもってクリスマスを祝いましょう。