12月13日

 さわやかな人生を送りたい。これは全ての人の願いです。その願いを達成する為には、絶えず聖書信仰を働かせて物事を明るく、積極的に、可能的に、善意的に考える習慣を身につけなければなりません。
 旧約聖書、民数記の十三章と十四章には、ダメだという人たちと「必ず勝つ、できます」と主張したヨシュアとカレブの話が載っています。同じ物事をみても、神の人ヨシュアとカレブは、主なる神を仰いで信仰的に明るく前途を考えました。使徒パウロも「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです」(ピリピ四・一三)とまで、言い切りました。
 音楽家ベートーベンは三十歳の若さで、大事な耳が聞えなくなってしまいました。でも主を仰いで光を与えられて以来、ハンディをのりこえて数々の名曲を産み出しました。慎重さも大事ですが、あまり慎重し過ぎて消極的、悲観的、否定的、陰鬱的になっては、主の証人にふさわしくありません。主に変えられた者にふさわしく、清く、明るく、積極的かつ大胆に前進いたしましょう。困難な問題に直面しない人生というものはありえません。大事な事はその問題をいかに受け止めていくかと言う事でしょう。私たちは聖書的に、キリスト教的にまことの神を信頼して勝利ある日々を送りたいものです。