11月8日

 天の神様は私達が楽しい心と幸福な顔をもって人生に対処することを望んでおられます。まず幸福であることは私達自身の益となります。箴言の著者は一七章二二節でこう言っています。口語訳「心の楽しみは良い薬である、たましいの憂いは骨を枯らす。」・新改訳「陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。」・現代訳「心に喜びがあれば健やかになり、心に憂いがあれば病気になる」・新共同訳「喜びを抱く心はからだを養うが/霊が沈みこんでいると骨まで枯れる。」と……。
 人生ともすると深刻なことが多すぎて笑ってばかりおられませんが、それでも、ニコニコしている人に接すると心がなごみ、ホッとします。よく笑う人が長生きする事は医学上の常識です。心の底から笑うと肺が拡大されて、大変体にいいそうです。主イエス様によって幸福な顔で互いに挨拶を交わそうではありませんか。そのたびに私達は最高の良薬を服用していることになり、また、自分の寿命を延ばしているのです。
 ある本の中にアメリカの一新聞社の宣伝記事がのっていました。「いつまでも若々しくいたい方は教会の聖歌隊へどうぞ。歌う方の頬(ほお)はいつまでも輝かしく、しわもできにくいのです」と。さあ賛美し人生を主にあって楽しく生きてまいりましょう。「ハレルヤ。神の聖所で、神をほめたたえよ。御力の大空で、神をほめたたえよ。」(詩篇一五〇・一)。