11月22日

 主イエスは弟子たちに仕え合う、愛し合うことに対し身をもって模範を示されました。栄光の王者が「夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水を入れ、弟子たちの足を洗って、腰にまとっておられる手ぬぐいで、ふき始められた」(ヨハネ一三・四~五)のです。そして「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです」(同一五節)と言い、さらに一七節で「それを行うときに、あなたがたは祝福されるのです」とも仰せられています。イエス・キリストはこの洗足の時だけではなく全生涯において、わたしたちに、神から来る本当の「生き方」とはどういうものかをお示しになりました。
 なかなか実行できにくい部分はありますがあきらめず、主のお手本通りの生活に徹する方向に進みたいと思います。「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽い」とイエスは、マタイ一一・三〇で語られています。その為にまず祈りに祈って聖霊に満たされていかねばなりません。犠牲を惜しまないスピリット(精神)をたえずもち続けたいものです。人のためにというよりは、主イエス様の足を洗うつもりで、他者のために立ち上がり、手拭、水、たらいの如く、相手のための必要物かつ、必要事を考え捧げ仕えたいものです。主よ!実行させてください。