10月26日

 「私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。」(エペソ三・一二)
 ユダヤ人だから、アメリカ人、西洋人だから天地万物の創造者なる神に近づけるわけではありません。人種、国境、性別、階級の区別をのりこえて、だれでも単純に主イエス・キリストを受け入れ、信じる者が、その信仰の故に神に近づき、神と出会いを持つことが出来るわけです。ですから真実の神様を発見し、この方にいよいよ接近したいのであれば、イエス・キリストの実在とこの方の生きておられることを固く信じなければならないのです。
 パウロは「大胆に確信をもって神に近づくことができる」と言っています。さわらぬ神にたたりなしの諺もありますが、理由、原因もなしにやたらに、たたりや罰や、怒り、さばきを与えるお方ではない聖書の神だということを知らなければなりません。私たちは今のありのままの姿で遠慮なしに主に近づき、益々お恵みを、力を、祝福を頂いて前進いたしましょう。イエス・キリストとはまことの神様に出会わせて下さるお方であります。ますます天の神様との距離を縮めていきましょう。
 「(キリストは)ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。」(へブル七・二五、参照:同四・一六、一〇・二二、一二・二二)