9月22日

 主イエスが期待する働き人とは。
 一、主イエスと同じ心を持つ人。「群衆を見て、羊飼いのない羊のように弱り果てて倒れている彼らをかわいそうに思われた。」(マタイ九・三六)イエスのように、この憐れみの心は、伝道に従事する者が持たねばならない大切なスピリットです。憐れみとは、単なる同情のことではなく「腹わた」から出た言葉で、人々の苦しみ、悩みがイエスの内臓まで届いたという深い意味を表現している語です。よく断腸の思いという言葉も使いますが、まさに腹わたが断ち切られる程の思いで、イエスは群衆を憐れまれたのです。参照聖句、エレミヤ四・一九。
 二、主イエスと同じ幻に生きる人。「イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え…」(マタイ四・二三、九・三五)あるいは、あらゆるわずらいを直されました。あちこちに伝道して参りましょう。
 三、祈りの賜物を活用する人。ある教会は伝道熱心で有名でした。その秘訣を問うと、牧師は「うちの教会には特別なボイラー室があるのです。ですから熱く燃えるのです」と言って一つの部屋をそっと開けると、皆が聖霊に満たされて熱心に祈っていたのです。外に出かける前にまず心を合わせて祈ろうではありませんか。そしてあらゆる面で主のご期待にそえる働き人になりたいと思います。