8月27日

 すでにクリスチャンの方たちは探し、見いだし、ご自分のところに迎えいれて下さった愛の神に、心から感謝したいと思います。
 反対にまだ父であられる神に距離をおいておられる方たちは、ご自分が主イエスを通して救われねばならない者であることを認め、この物語にある弟息子のように「お父さん。私は天に対して罪を犯し…ました」(ルカ一五・一八)と悔い改めて、謙遜に主なる神のまえに頭を垂れてください。その時にこそ、天の父は大いに喜ばれ、またあなたも主に在ることの喜びを体験できるのです。失われた者に対する神の愛が、すでに、また今ここにイエスと共にあるのです。イエス・キリストによって失われた罪びとが取り戻される喜び。まさに「楽しんで喜ぶのは当然ではないか」(同一五・三二)の現実が、神の前に悔い改めるあなたの現実となるのです。
 けれどもこれを認めず喜びに対して嫉妬と怒りをもつてする兄息子のようないわゆる「正しい人」がいます。かれは悔い改めを必要と感じていない者です。けれどもイエスの関心は弟息子のような父のもとに謝って帰ろうという人にあるのです。父なる神に近寄るのか無関心をもって遠くに離れて立つのか。この父であられる神の前で燃え上がるような聖なる喜びを体験しようではありませんか。