7月5日

 主イエスはいわれました。「もしわたしだけが自分のことを証言するのなら、わたしの証言は真実ではありません。わたしについて証言する方がほかにあるのです」(ヨハネ五ー・三一~三二)と。そしてヨハネが真理なるイエスについて証言したと(同三三節)。さらにはご自分がなさった「わざ=奇跡」が神のみ子であることを語っていると(同三六節)。さらには父なる神ご自身が(同三七節)、最後に聖書(旧約聖書)が(同三九節)主イエスについて証言しているといわれました。
 なぜこんなに繰り返し証言者を語られるのでしよう。即ち彼らユダヤ人たちが不信仰だったからです。この現状は今の日本も変わりありません。国民の九九%が主イエスを信じていません。信じようともしません。この不信仰の現実、この冷たい現実の中に聖書の証言があります。私たちは、イエスこそ真理の神であり、又、神から派遣された真の救い主であること、永遠の生命の提供者であることを、大胆になお証言して参りましょう。ヨハネのように燃えて輝くともしびとなりましょう。
 バプテスマのヨハネは歴史上の人物ですが、また一人の、イエスのメシヤ(救い主)である事の証言者でもあるわけです。彼の証言句を以下に記します。ヨハネ一・五以下と一九以下、特に一九~二八、二九~三四、三五~三六、そして三・二二以下など。