7月29日

 クリスチャンの歓喜の源泉はどこにあるのでしょうか。言うまでもなく聖書の神、唯一の絶対者であって宇宙の創造主、愛と恵み、いつくしみに富み給う真の主なる神にあります。
 この神を信じたユダヤ四〇〇〇年の歴史の中で詩人たちはこのように歌いました。「私の神、王よ。私はあなたをあがめます。あなたの御名を世々限りなく、ほめたたえます。日ごとにあなたをほめたたえ、あなたの御名を世々限りなく賛美します」」(詩篇一四五・一~二)と。
 「全家族そろって神を信じたことを心から喜んだ」(使徒一六・三四)のは、パウロによって救われた一人の看守でした。真の信仰者の喜びはどこまでも信仰の喜び、回心の喜び、聖霊による喜び、キリストにある喜びです。
 一世紀初代キリスト教会は多くの弾圧と迫害を受けて、かえって成長して参りました。それは主イエスをかたく信じたキリスト者たちが、喜びと聖霊に満たされて生活し(使徒一三・五二、第一ぺテロ一・六~八)、伝道していったからでした。人生は喜びが無くては生きられません。でもその喜びの中身が大事です。すぐ消えてしまうようなこの世の宝だけでは、苦しみ、困難、戦いを乗り切ることが出来ません。
 さあ今朝も主イエス・キリストをしつかりと心の奥底で信じ受け入れ、この方から流れ出る永遠不滅の本当の喜びで勝利して参りましょう。