7月14日

 志村キリスト教会は一九四九(昭二四)年六月に志村の地に伝道を開始しました。そして五年後の一九五四年(昭二九)六月、舟渡(ふなど)の現在地に第一回の献堂式をあげて以来、二〇〇四年六月で早や満五十年の歳月が流れました。その間一回の休みもなく礼拝会並びに祈祷会など毎週守り続けて来る事ができました。そして多くの信徒が生み出され、その信仰生活が養われてきましたし、又現在も主のご薫陶を受け、養われていることは感謝であります。
 しかしながら、教会は自己保存的でなく益々他者に向かって、当然の事ながら主の恵みを証しし伝達してゆかねばなりません。伝道・宣教こそ主の教会に課せられた、大いなる使命であり義務だからです。又特権でもあります。キリストも仰せられました。「どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければなりません。わたしは、そのために遣わされたのですから」(ルカ四 ・四三)。
 そしてその伝道方法ですが、ある牧師先生から「心と心の伝道~ネームレス運動」(豊留真澄著)の本の紹介とその内容についてのご講義を伺いました。なるほどとうなずいた伝道法は、一)末信者のところへ出て行く。二)イエス・キリストのみを語る。三)明け渡しをうながすでありました。実践、実行しなければなりません。とにかく祖国救霊のためまず祈りからスタートです。