7月12日

 聖霊のリバイバルがアメリカ全土に広がり、ペンテコステ信仰とその体験に立つ約三〇〇名の同志が一九一四年あちこちからアーカンソー州ホッ卜スプリングズに集まり、一二日間にわたる総会の中でアッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団が誕生(教団創立五〇年史二三四頁参照)。その席上、ペンテコステ信仰に立つ教職の養成と海外宣教という二大使命に総力を結集していくことが可決され、理事者が選び出されました。
 その後の約一世紀に亘るアッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の働きは全世界に及んでおり、ここ日本でも大正の初期から何人かの宣教師が来日し、各所で伝道活動を展開していましたが、第二次世界大戦を境に、日本人教師に働きをまかせてそれぞれ自国へ引き揚げなければならなくなりました。しかし、終戦後、廃墟の中で集会が再開されると共に、主なる神は乾いた土地に対する慈雨のように、聖霊の傾注を始められました。そして一九四七年(昭和二二)頃は、かつてのペンテコステの体験をした人々の交わりが再開されるようになりました。
 教団の教職養成機関の中央聖書神学校(東京都豊島区駒込三・一五・二〇)は二〇〇四年で五六三名の卒業生を輩出し、その半数強が現役で活躍しています。さらに祈って教職も信徒も一つとなって御霊に満たされ前進し、教会形成に打ちこみましょう。