7月10日

 聖書は、イエス・キリストによる救いを、私たちに提供しようと教えている書物です。それはイエスご自身が「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです」(ヨハネ五・三九)と言われているとおりです。
 聖書はどこまでも救い主、イエス・キリストに焦点を絞って記しているもので、政治、経済、芸術、科学などの専門書でないことは明らかです。そのイエスは全人類の「救い」について最大の関心を持っておられる故に、天の栄光の座を捨ててこの世に受肉、誕生され、最後は十字架、復活、昇天を通して自ら神の愛を示されました。
 つまりテモテ第二の手紙三章一五節にあるように、「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができる」ものです。さらに、「聖書はすべて、神の霊感によるもので(ということは真の聖書著者は聖霊ご自身ということ)、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益」(同三・一六)な書物ということです。
 このすばらしいバイブルを一億二千七百万人(二〇〇二年現在)の日本人にお渡しするために印刷、発刊、贈呈の働きを行っているのが日本国際ギデオン協会です。志村キリスト教会はこの協会の働きのため、ラリー献金に毎年協力させて頂いているものです。