6月9日

 誰でもクリスチャンならできる「あかし伝道」。
 牧師先生から次のように言われたとしましょう。「Aさんが求道の心をもっています。どなたか個人伝道に行ってくれませんか」。そんな時、二つ返事で引き受けられる人は少ないと思います。ところが牧師先生がこう言ったとします。「Aさんが求道の気持ちをもっています。誰か自分がクリスチャンになった前後のあかし(証し)体験談を話してあげてくれませんか」と。「あかしでいいのですか。それならいってきます」と引き受けられるのではないでしょうか。
 さて個人伝道といわれるとダメでも、あかし伝道ならできますという方は多いと思います。あかし伝道こそ全クリスチャンの果すべき、実行すべき伝道ではないでしょうか。主イエス・キリストを信じて、罪から清められ、救われて神の子と造りかえられた喜びの体験談は皆語れるのではないでしょうか。
 教会の礼拝会などに参加し、牧師のメッセージに心打たれ、神のみ言を信じて生れ変り、クリスチャンとされたこの平安と喜び、キリストの十字架の恵みを大胆におあかしください。光のイエスをあかしするために現れたヨハネ(ヨハネ一・六)のように。「彼は光ではなかった。ただ光についてあかしするために来たのである。」(同一・八)