6月23日

 私たちは時々大事なことをしなければならないと思いながら、ついつい先に延ばしてしまって失敗することがあります。
 祈祷会で一人の婦人が涙ながらに証をされました。彼女は自分の地域に伝道をしなければならないと思いながらも、様々なことで引き延ばしていました。ところがある時近所の知り合いの女性が訪ねてきました。「奥さん幸せですか。私は長い間苦しんでいました。でもある日のこと、一人の方が訪ねてきてくれて私の悩みを聞いて下さり、遂にその方の宗教に誘われて、今では私も毎日が楽しいのです。奥さんも一緒に行きませんか?」と言われてショックを受けました。「私はその奥さんのことも気になっている時がありました。でもやがてそのうちに訪ねればいいのだ、といって延ばしていました。それが悪かったのです」と姉妹は泣きながらそう証ししていました。注意しましょう。
 とにかく私たちはクリスチャンになつてからの嬉しさ、喜びのお証し、体験談をもって伝道していきましょう。あるいは、「教会へいらっしゃいませんか」、「日曜礼拝に一度出席してみませんか」の一言を未信者の方にかけていきましょう。その一言が相手の生涯を全く永遠に変えていくでしょう。「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。」(第二テモテ四・二)。