6月20日

 人間の身体は実に精密にしかも美しくできています。体には何十兆個の細胞があり、大事な思考、感情など中枢の大脳皮質だけでも約一四〇億の細胞から成っており、脳の記憶量は最大一〇の一六乗(一京・兆の次の数字)ビットで、現在のコンピュータの最大容量の一万倍になると言われています。
 心臓は人間が眠っている時も動いており、電灯のようにスイッチをひねることもいりません。通常一分間に七二回打ち、一日平均四七三〇リットルの血液を体内に送り出し、血液は一三秒で体内を一巡、それは約千キロの旅ともいわれています。体内の血管は全部をつなぐと地球を二回り半し、その血液の中の赤血球は、骨髄で毎日二千億個も作られ、また、腎臓にはネフロンといわれる百万個のろ過装置があると、専門書でよみました。
 これらすべては聖書の神、創造主によって造られました。聖書の神は実に想像以上の、人知では計り知ることのできない神であられます。人は大建造物を建てることはできても、動く小さな虫一匹も造れない限界ある存在であります。創造者なるまことの神を信じ、さらにこの一人のお方に頼ってゆきたいものです。
 「ハレルヤ。神の聖所で、神をほめたたえよ。御力の大空で、神をほめたたえよ。その大能のみわざのゆえに、神をほめたたえよ。…」(詩篇一五〇・一~二)