6月17日

 「ああ、その日よ。主の日は近い。…その日が来る。」(ヨエル一・一五)
 主の日はイエス・キリストの再臨の日でもあります。クリスチャンにとって再臨はすばらしいことですが、未信者にとっては、ヨエル書にありますように「主の日は偉大で、非常に恐ろしい」日であり、「だれがこの日に耐えられよう」であります(ヨエル二・一一)。ヨエルの時代にはいなごの大軍がや ってきて、全てを食い尽くして南ユダに大飢謹をもたらしたのでした。そのことはバビロンの敵国が侵入してきて、イスラエルの南部をまったく滅ぼし尽くすことを意味していました。
 日本も将来どこか周辺国からの侵入が絶対ないとは誰もいいきれません。また同じいなごの被害が日本崩壊をもたらす、まさに終末的恐ろしい事態が起こらないとは断言できません。「今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい」(ローマ一三・一一)とパウロは、やみの業、不道徳の業を捨てて光の武具をつけ、主イエスを着た生活、すなわちキリスト者らしい生活をするように勧めています。
 主の日の到来、主の御手のさばきが来ないうちにしっかり主イエスを信じて、神のみ元に携え上げられるよう心備えをしていくと同時に、まず身内に福音を伝えておきましょう。また時には無理にでも主の身元にひっぱって参りましょう(ルカ一四・二三)。