4月7日

 イエス・キリスト様は復活後四〇日間弟子たちを始め、多くの人々の前に現れて自らが確かに十字架にかけられ、苦しみを受けて墓から甦ったメシヤであることをお示しになりました。これらのことは四つの福音書の最後の部分に、歴史の事実として記録されています。ですから実際に自らの目で見たマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネだけではなく、イエスの直接の弟子たちも、或いはイエス昇天後、霊的にイエスに出会ったパウロたちも、皆イエスの十字架と復活を証言して参りました。
 霊的と言えば現在の私たちも主イエスを肉眼で見ては居ませんが、また見ることはできませんが、聖書に記されている復活の主を「信じて」、確かにイエス様は私の全存在の中で生きて助け、守り、導いていて下さっていることを実感しています。信仰によってイエス・キリスト様と一つにされております。感謝です。
 ですから私たちは自らの体験から自信をもって「主イエスはよみがえられました」と証言することができます。キリストは現在、天に着座し、代わりに聖霊を送って、聖霊を通して慰め、励まし、教え、導き、助けなど、様々な働きをもって私共とつながりを持っていて下さる救い主です。この方をもっともっと未信の人々に紹介していこうではありませんか。
 「私たちの父祖たちの神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。…私たちはそのことの証人です。」(使徒五・三〇、三二)