4月21日

 「あなたは神様の御心、み旨に従って生活していますか」とお尋ねしますと、多くの方が「主のみ心がわかりません」と答えられます。長い間教会に通いながら信仰生活をしてきたのに、どうして神のみ心を見分けるのが難しいのでしょう。
 それは毎日神に出会い、神様の声を伺い、知り、聞くというような訓練がなされていない結果ではないでしょうか。神のみ言、聖霊を通して神様の御旨を知ろう、又、聖霊の細きみ声を聞いて祈りのうちに主に従う決断をする、といった毎日のいわゆるディボーションタイムがもたれていますと、何をするのが主のみ心かが分かります。
 そのためにご聖霊に自らを明け渡し、私に今日必要な具体的な知恵と導き、ささやきを待ち望む訳です。こうして毎日主なる神様と出会う時をディボーションタイムといいます。最初は習慣がつく迄多少戦いはありますが、一ヶ月間まずご聖霊の力を頂いて努力してみましょう。
 さらに士師記六・三六・四〇の記事のようにギデオンは、「私の手でイスラエルを救おうとされるなら」(同上三六節)羊の毛の上にだけ露を降らせてください、 云々と条件つきで神のみ旨を伺った例もあります。目に見えるかたち、外からのしるし、環境の変化などを通じて主のみ心を知る場合もあります。