4月20日

 伝道とはクリスチャンが聖書の福音を告げ知らせ、主なるキリストを信じるように説くことです。
 この活動は伝道的説教や個人伝道など様々な方法を含めて、個人的なものであったり、或いは公的なものであったり致します。一般に伝道は教会の第一義的な責任であって継続的に、また、ある組織 もってなされることが多いのです。
 一九世紀から二〇世紀において広く用いられた方法は、よく計画された伝道大会であります。けれども近年においては日々の職場での、あるいは家庭、近隣でのかかわりの中で個人伝道による立証という手段が一層大きく用いられるようになっています。
 個人伝道は主イエス・キリストに結びつけるために一対一、個人対個人の接触を意味します。すべてのキリスト者は生計を立てる手段を持っているのですが、同時に主の恵みに生かされている事実を立証しつつ、いつも生活していくのです。
 キリスト者が職場あるいは近所で、また友人知人関係で生じる何気ない接触を、証しの機会と変えてゆく時こそ、伝道の時といえましょう。しかし当然のことながらご聖霊のお助けは絶対必要であります。サマリヤの女との対話の中で伝道なさった主イエスの模範に見習いましょう(ヨハネ四・四~二六)。