4月13日

 自分自身の状況がどんなに悲惨に見えても有りのままを受け入れ、失望・絶望することなく、むしろその深刻な状態を主イエス・キリストを信じることによって、喜ぶことさえ出来るようになったらどんなにその人の人生は自由で、大らかなものとなるでしょう。
 水泳の飛込み事故で手足が完全にマヒし、不屈の闘病生活の末、奇跡的に画家として社会復帰したジョニー・エレクソンという女性は「知恵があるということは、なぜ、神はこんな事をするのかと神を疑うことではない。私は今や神が全てを取り計らっていることをごく自然な気持ちで感じられようになった。それは盲目的になったり、禁欲的になつて受け入れるということではなく、神の存在を知り、それを信じきることが私の道だと分かるということなのだ」と語っております。
 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(ローマ八・二八)とパウロのように告白して勝利の人生を歩んで下さるよう願います。とにかく全ての不幸の現実を感謝と受けとめられる迄になりたいものです。さてそのようになるにはまず自分を造られた方、すなわち創造主がおられ、彼はわたしをこよなく愛しているゆえに、救い主イエス・キリストを賜ったことを確信して頂きたいと思います。