3月20日

 私たちの生存の拠りどころは主なる神様にあります。主は言われます。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」と(ヘブル一三・五)。
 イスラエルの民は出エジプト後、荒野生活四〇年間、創造主に養われたのです。歴史が証明しています。聖書に記述されているこの本物の神様に信仰を持っても神第一の生活に徹する詩篇の作者と共に「主は私の味方。私は恐れない。人は、私に何ができよう」(詩篇一一八・六)と告白して信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠の命を獲得したいものです。
 「主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(申命記三一・六、八)ですからヘブル書の記者は「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい」(ヘブル一三・五)と、むさぼりの罪をいましめています。パウロもテモテに対して「金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました」(第一テモテ六・一〇)と警告しています。
 この世ではもちろんお金は必要です。宣教活動にも教会運営にも個人の信仰生活にも金銭なくしては、事が進んでいきません。故に私達は主から与えられ、預けられたものの一部を献金して、主に栄光をお返ししている訳です。けれども決して金銭の奴隷にならず、今の状況をまず感謝して後は主に祈りゆだねていく者です。