3月1日

 キリスト教信者とは、聖書の神、全知全能の神によって、またイエス・キリストによって神の子という身分、地位、立場が与えられている者ということです。「神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです。」(ローマ八・一四)「神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。これは律法の下にある者を贖い出すためで、その結果、私たちが子としての身分を受けるようになるためです。」(ガラテヤ四・四~五)
 地獄の子、滅びの子、サタンの子として位置づけられるのか、逆に、神の子あるいはキリストに許婚(いいなづけ)された花嫁の立場に立つのが賢明なのかは、もはや言うに及びません。ヨハネ第一の手紙は特に、信徒が「神のこども」であることを強調しています(第一ヨハネ三・一~三、五・二)。
 主なる神の子ゆえに永遠の命が与えられ、神の国に属し、御子イエス・キリスト様との交流も赦されています。主にある平安、喜び感謝も神の子ならではの特権です。無きに等しい存在が、価値ある者と認められ、主に礼拝を捧げ、罪洗われた喜びを讃美できるこの恵み。そしてこの世のあらゆる苦難を克服しようとする不屈な負けじ魂。全ては神の子たる身分を授けられている所から来ています。今や私たちは選ばれた種族、聖なる国民、神の所有とされた民(第一ペテロ二・九)です。ハレルヤ!