2月2日

 主イエス・キリストは今も生きていて私たちの必要を知っていてくださいます。イエスはご在世当時五つのパンと二匹の魚の奇跡をもって五千人の人々を満腹させ給いました(ヨハネ六・四~一四)。主はこの時代もキリストに従う者、信じる者を飢えさせない、生活困窮者とはし給わない方、必要なものは供給し給う真実な方です。そのお方が自己紹介の言葉として「私がパンです」と言われました。
 日本流に言えば御飯です。御飯は主食で無くてはならないもの。故に、パンとしての役割を担っていてくださるイエスは、私たち人間にとって、ぜひぜひ存在して頂かねばならない必要なお方です。本質的には主イエスによって私どもは養われ、いのちをつないでゆくことができるからです。
 イエスはパンそのものです。主イエスは、私を食べなさい。即ち、信じなさい、受け入れなさいと呼び掛けておられます。パンをくださると共にパンそのものである主イエス様。私たちはこのお方を信じて導かれ、守られ、祝福され、そして生かされてゆきたいものです。このパンを食べて益々満腹感をもって人生豊かにされてまいります。主イエスは、神のパン、いのちのパン、生けるパンです(ヨハネ六・三三、四八、五一)。そしてこの方は、死を超えて生き抜く復活の生命、永遠のいのちを与えてくださるのです(同上六・四七、五一)。