2月17日

 プロテスタント福音派の特にペンテコステ、カリスマ派から起こってきた現代の聖霊運動は「霊の戦い」や「カの伝道」「聖霊の第三の波」 などといった言葉で呼ばれています。こうした聖霊運動の主体はご聖霊様であることはいうまでもありません。聖霊に対してなぜ「様」をつけるかといえば、ご聖霊は生きて働いておられる第三位格(ペルソナ)をもっておられる神様その方の霊を指しているからです。旧約聖書においてヘブル語で聖霊をルーアハといいますが『風、気、息』を意味し、人間の内に吹き込まれた命の息を指します。最近のテレビの映像では陰陽師と称する神主の服装をした人物が悪霊払いをしているシーンを映し出しています。まさに悪霊のかしらが悪霊を追い出しているものです。
 今や不況下の中でともすると不安と混迷を覚えつつ一般大衆はもがき苦しんでいるといっても過言ではありません。こうした時代状況のもと私たちは真実、まことの神を礼拝し、この唯一聖い霊をもち給う十字架と復活の主イエス・キリストに守られていることを心より感謝いたしましょう。
 偶像礼拝者たち(お金も物質に対しても)を何としても悪霊悪鬼から私たちが主イエスの御名によって解放せねばなりません。ご聖霊にゆだね信じ、祈り、宣言しましょう。「主イエスの名によって命じる、サタンよ、退け」と。