1月7日

 わたし共の所属する日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団は今さら言うまでもなく、ペンテコステ派を標榜します。すなわち聖霊を強調する聖霊教団と言ってもいい訳です。もちろん神観においては三位一体の聖書の神を信じ、救済論においては十字架と復活の主イエスの前に悔い改め、信じることによって罪から贖われ、サタンの支配より解放されて神の子とされ、 終末の世界では永遠のいのちの付与と神のみ国の相続を確信している点では、他教団と何ら違わない教理を持っているのです。
 けれども強調点は、異言の伴う聖霊のバプテスマを受けよう、このバプテスマの力で伝道、宣教し主の弟子となろうという所にあります。単に人間の智恵、技巧(テクニック)によるのではなく、もちろんそれらは必要ですが、最優先、最重要視されるのは「聖霊の能力(パワー)」ということです。弟子化訓練もセルによる教会形成も教会成長を目指しての諸方法論も全て、まずみ霊(たま)の助けと導き、お働きを願わねぱなりません。まさに「権勢によらず、能力によらず、わが霊によるなり」(ゼカリヤ四・六、文語訳)です。今年もご聖霊のお力に押し出されて信仰生活、クリスチャン生活のあらゆる行動に拍車をかけて参りましょう。特に、キリストの愛に根ざした接触伝道、証し伝道に邁進して参りましょう。教団標語のように「力を受けてさらに前進」であります。