1月29日

 ≪忍耐と希望をもって≫
 私達は神のみ前で王であり、祭司です。しかし、同時に畑の収穫を刈り入れる農夫でもあります。私達は奪い去られた王国を取り戻すための戦いに参加している王であり、収穫を待ち望んで働く農夫です。農夫に必要なのは忍耐です。「あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。」(ヘブル一〇・三六)
 日本伝道には特に耐え忍ぶ強健な意志力が要求されます。必ずや主なる神は、私ども祖国にも驚くようなクリスチャンの数を増やして、私達の心を喜ばせて下さる時が到来するであろうことを信じたいと思います。
 けれどもその時まで農夫は、日照りや害虫の被害に会ったりします。そのように、様々な問題で悩んだり、苦しんだりすることもあります。でも改めて自分は王様だ、また祭司として執り成してゆく者、魂の刈り取りのため働く農夫の役目を担っている光り輝くクリスチャンである事を再度自覚しながら、忍耐と希望をもって前進してゆきたいものです。
 日本の伝道はある意味で大変困難で一朝一夕に成功するような生易しいものでないことがわかります。そのために必要なものは「信仰と忍耐と希望」です。急がず休まずひたすら主を信じ忍耐と希望をもって、この光栄ある業に突き進みたいと思います。