1月1日

 「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。」(使徒一・八)
 一九〇一年元旦、神はアメリカ、カンザス州トペカのベテル聖書学校に聖霊を注がれました。これを契機として、二〇世紀における聖霊の大傾注が始まりました。一九〇六年ロサンゼルスのアズサ街で神はさらに聖霊の新しい注ぎを与えられました。このようにして数え切れない程の人々が聖霊のバプテスマにあずかったのです。すなわち異言の伴う聖霊の洗礼にあずかった人々は、一九一四年(大正三年)四月二日アーカンソー州ホットスプリングスに集まり総会を開催し、アッセンプリーズ・オブ・ゴッド教団を結成しました。
 日本には大正初期から何人かの宣教師が来日し、そしてこの聖霊の恵みを伝えた一人の中に、C・F・ジュルゲンセン師並びにそのご家族がおられました。その後、第二次世界大戦開戦に際し彼らは自国に引き揚げねばならなくなりましたが、太平洋戦争終了後、ふたたび来日し全国のペンテコステ信仰に立つ同信仰の方々と交わりを回復していきました。アッセンブリー教団は一九四七年(昭和二二年)長後教会(神奈川)で初の聖会を開き、次いで四九年(昭二四)三月、東京都北区滝野川の神召教会で教団創立総会を開き、信仰綱要、教規を定め、四月二九日同教会において創立記念集会が行われ、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団はこうして戦後一三教会で発足、スタートしたのです。